「家路守(いえじもり)」とは、

航海する人たちを守る灯台守のように
都市部にて家路まで無事に帰ってこれるように火を灯し、
その火を守ろうという意味です。
むかし灯台守という職業がありました。 1957年に灯台守をテーマにした
「喜びも悲しみも幾年月」という高峰秀子、佐田啓二 主演の映画が
大ヒットしました。この映画が上映された当時は、海とは恐ろしい場所で、
物語では航海する人達の無事を祈って灯台守は献身的に火を灯したのです。
しかしGPSやテクノロジーの発展とともに、近年では航海の安全性は
飛躍的に高まりました。「灯台守」の仕事は機械化され、その役割も
小さくなってしまいました。
一方で都市では高層建築物がそびえ立ち、地下には複雑に張り巡らされた
地下鉄や水路がひしめいています。この数十年で都市の危険が数倍にも
増大したと言えます。
効率化された美しい都市は、地震や水害が発生すると、
逆に海や山よりも危険な場所へと変貌します。
つまり都市は秘境化したと言えるのです。
かつて海に「灯台守」が存在したように、
今や陸には「家路守」が必要だと私たちは考えます。
「家路守」は内閣府が掲げた「防災4.0未来プロジェクト」で提言されている
「自助」「共助」 のインフラ構築を支援し、被災現場の一次情報を
みんなで共有し、一人でも多くの命を救うプロジェクトです。